東海道西町たまり坂
お城見庭園


県道白木西町線(旧東海道)日野屋さん前の坂に、広場が7月竣工しました。広場の上の東屋で腰掛けて見回すと、右手は県道亀山停車場石水渓線を挟んで池の側、道を上った先正面に亀山城多聞櫓が眺望できます。そこには、まちの人たちが品定めをしたシンボルツリーの黒松が植樹されました。
下枝を京口坂に向けてぐいっと張った力強い見事な樹形の黒松です。黒松から少し下ったところには五葉松、季節を感じさせるしだれ梅に楓、道路沿いの縁取りには茶どころということで茶の木が植わりました。広場の下、京口坂へ向かう道の角に、杉田洋子先生の筆で「東海道 亀山宿」と書かれた鈴鹿の自然石の道標が据えられました。
石段の登り口の右壁面に、亀山領内東海道分間絵図版が埋め込まれています。東屋を下った右手前は花壇になっていて、今はマリーゴルドが目を楽しませてくれます。
この広場は、県事業「宿場の賑わい復活プロジェクト」市民ワークショップが、東海道亀山宿の町並みが残る、県道白木西町線とその周辺を対象に行った、「東海道の坂をいかした広場」と「東海道を印象付けるカラー舗装と道案内の道路埋め込みサイン」などの整備計画です。
2001年から始められた江戸末の古文書に拠る東海道亀山宿の屋号看板が、5月に京口坂から露心庵まで四百枚を掛け終えました。
日野屋さん前の広場が竣工するのを機会に、まちの人たちが中心になって、「広場のお披露目会 灯り、賑わい、亀山宿」が2003年7月12日(土)開催されました。

さくらの頃の眺め

「お城見ひろ場のお披露目会 灯り、賑わい、亀山宿」

・東海道を灯りでともそう。
・ミニミニまちかど博物舘 各家庭の昔のグッズの専用コーナー
(何があるかな?)
・流しそうめん
・お城を眺めて一句を詠もう
・ゆかたで歩こう東海道

1930分から2030分の1時間は、道路や家の中の電灯を消し、西町1丁目から万町まで、各家の軒下に並べた手づくり灯篭200灯のろうそくの明かりを楽しみました。

 

完成間近のひろ場

たそがれ時、家々の前をみんなの手作り灯篭200個で埋めようと製作された灯篭。
地元の人たち、星華会の若者たち、,宿場の賑わい復活一座メンバー、
「きらめき亀山21」に集う市民、計約30人が西町のコミュニティで灯篭の製作をしました。


こちら木工班


こちらは紙貼り班


どんどんできてきます。

 
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