紅葉の金王道を訪ねて
    戻る  JR亀山駅>野村>金王道>天神観音山>阿野田  9.6kmコース
金王道(こんのみち)とは尾張の地で最期を遂げた源義朝に仕えた金王丸が京の常磐御前に義朝の最期の様
子を知らせに馳せ上ったと伝えられます。また本能寺の変のあと徳川家康が三河に逃げた道とも伝えられます。
東海道から離れ、起伏を避け、目立たないように南部丘陵地帯を縫うようにつくられたそのルートには先人の知恵を想い起こさせます。
JR亀山駅から出て亀山警察署の先で左に折れ細道を行くと鉄道の下をくぐります。国鉄の全盛期には広大な機関区があった場所です。
鈴鹿川に沿って堤防道を上り橋を渡り右にとると生田理左衛門の顕彰碑や恐竜化石の発見場所もあります。
農面道路を渡り衛生公苑の先で左の細道に入ると金王道です。
やがて和賀の集落に入り県道に出ます。天神観音山はすぐそこです。
さらに県道を南に取り峠状の場所を左に入るとすぐに左の細道が金王道の続きです。
今では誰も通らない静かな道です。金王道はさらに阿野田、鈴鹿市へとつながりますが左に分岐して離れると阿野田の集落です。
鹿島橋を渡り鈴鹿川の北側の堤防道を帰路とします。桜の古木が続き秋にはコスモスが咲き誇る静かで楽しい道です。
スライドショーです。